EN-EL14互換バッテリーの使い方

最近のデジ一は、消費電力に比して内蔵バッテリーが小さい為、予備バッテリーが不可欠です。 しかし、全くの予備バッテリーでは、電源オフしてバッテリー交換という作業が割込む為、撮影が強制中断されてしまいます。 そこで、バッテリーを複数本内蔵できるバッテリーグリップが役に立ちます。
EN-EL14というのは、Nikon D5100やD3100等のカメラに使われているバッテリーの型番です。

実際、日蝕撮影に臨むにあたり、満充電のEN-EL14 2本体勢でスタートしたのですが、日蝕が終わる少し前にバッテリー警告が出て、最後迄持ちませんでした。
バッテリー1本では、Live Viewなんて、非実用的な機能になってます。メーカーが省エネを進めるか、大容量化に対応してくれれば、ユーザがこんなに苦労しなくて済むのだが。 純正品だけを用いて日蝕撮影をしようとすると、途中で何度もバッテリー交換せねばならないという現状は、日蝕等を撮影したければ、初級機なんか使うなというメーカーの意思表示か? (EP-5A と EH-5b と発電機を使えという事かも知れないが。)

殆どの図や写真は、クリックにより拡大表示できます。

概要写真1写真2備考
バッテリー比較 左が純正品 1030mAh、右が互換品 1050mAh。
この互換バッテリーは安いだけの品です。
大容量互換バッテリー 互換品の中には純正品より容量が大きいものもある。
但し、互換バッテリーの容量表示はアテにならないので、要確認。
充電器比較 左が純正品、右が互換品。
互換バッテリーには、純正充電器に適合しないものがあるので注意。
互換充電器には、純正バッテリーを充電できるものもある。
互換充電器は、車内でも使える。
適合しないバッテリーと充電器の組合せは、重大な結果を招く可能性があるので注意。
警告画面 互換バッテリーをカメラ本体に入れると、警告画面が出て、使用できない。
カメラ本体とバッテリーの間で通信を行い、純正品か否かを認証している模様。
バッテリーグリップ EN-EL14を2本使用するタイプが一般的。使用バッテリーに関し少なくとも下記3タイプが推測される。
(1)純正品のみで使用可。 「バッテリーは同一種類にてご使用下さい。」とか書いてある。
(2)純正品と互換品の組合で使用可。 「右に純正品、左に互換品を入れる。」とか書いてある。
(3)互換品だけで使用可。 「付属バッテリーをご使用下さい。」とか書いてある。
信頼できる製品には、必ずちゃんとした製品説明がありますので、良く読んで目的に合った品を選択すること。

Last updated 18-Sep-2020.

戻る。