バッテリーグリップType 3における互換バッテリ使用手順

D3100がバッテリーの純正確認を行うのは、カメラ本体内に純正バッテリー確認済情報が記憶されていない時のみである。
純正バッテリー確認済情報が記憶されるのは、最初の純正バッテリーが電気的にカメラ本体に接続された時のみである。
一度純正バッテリー確認に成功すると、有効接続バッテリー数がゼロになる迄、その情報はD3100本体内に記憶される。
従って、D3100本体の電源スイッチをOn/Offしただけでは、その情報は失われない。
バッテリーグリップType 3は、上記性質を利用して、互換バッテリー2本での運用を可能にしている。
使用上の注意として、有効接続バッテリー数をゼロにしない事である。
有効接続バッテリー数がゼロになると、純正確認済情報が失われるので、最初からやり直す必要が生じる。
有効接続バッテリー数がゼロになると、D3100本体内で記憶が維持できなくなるのは自明な事なので、使用上の注意という程のものではない。
有効接続バッテリー数は、見た目で数えてはならない。例えば、過放電のバッテリーは、物理的に接続されていても、有効接続数には数えない。
尚、本手順が適用できるのは、バッテリーグリップType 3だけであり、Type 1,2には当然適用できないし、適用してはならない。
互換バッテリーの中には、不良品でなくても、本手順が適用できない品が存在する可能性は十分考えられるので、バッテリーグリップType 3との相性が良いものを選ぶ必要があるかも知れない。
D5100やD3200やD5200に本手順が適用可能かどうかは未確認。(確認なさった方は、情報を御提供願います。)

余談だが、本手順で互換バッテリ2本運用を行なった場合、2本同時にバッテリーグリップから取り出す事は滅多に無いので、互換バッテリー2本に対し、充電器が1つあれば十分である。

Last updated 3-Dec-2012.

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